用語集

  • LPS
    リポ多糖( Lipopolysaccharide)のことです。グラム陰性細菌の細胞壁を構成する成分です。 この成分が血中に放出された場合、炎症反応の原因となります。
  • VFA
    揮発性脂肪酸 (Volatile Fatty Acid)のことを指します。ルーメン内の炭水化物は、微生物によってVFAに変換されます。VFAはルーメン壁から血中に吸収され、動物のエネルギー源として用いられます。最も主要なVFAは、酢酸、酪酸、プロピオン酸の3種類です。
  • セルロース
    植物の細胞壁に含まれている、主要な炭水化物です。反芻動物はセルロースを消化することができますが、それは繊維分解性の微生物が産生する酵素の働きによるものです。
  • セルロース分解
    セルロースを加水分解することです。
  • ヒスタミン
    ルーメンpHが低下した時に、細菌の活動によって放出される有害アミンです。ヒスタミンは血管に影響を与え、炎症により蹄壁の層構造を弱めます。
  • ヘミセルロース
    植物の細胞壁に含まれる炭水化物の1種のことです。セルロースよりは分解されやすく、ヘミセルロース分解酵素によって比較的容易に単糖に分解されます。
  • ヘミセルロース分解
    ヘミセルロースを加水分解することです。
  • マイクロバイオータ
    マイクロバイオータは、特定環境に生息する生態系全体(細菌、酵母、真菌、ウイルス)を指します。腸内マイクロバイオータは、かつて腸内フローラとも呼ばれていました。
  • ムチン
    粘液の構成物である、タンパク質含有物質のことです。
  • リグニン
    植物細胞壁に含まれる、複雑な構造をした有機ポリマーです。加水分解されにくい性質を持っていますが、真菌の仮根により物理的に破壊することが出来ます。
  • 二次代謝産物
    生物の成長、発達、生殖に直接関与していない有機化合物のことです。植物や細菌、真菌において、特異的に産生されます。
  • 代謝タンパク質
    Metabolizable protein(MP)のことを指します。ルーメンバイパスタンパク質と微生物タンパク質の合計であり、小腸で吸収されるアミノ酸とタンパク質の総量を示します。代謝タンパク質は乳生産や免疫機能、繁殖などの複数の代謝過程で、動物に利用されます。
  • 仮根
    真菌が基質に付着するために伸ばす、糸状構造のことです。
  • 共生関係
    異なる種に属する生物同士の関係性のことです。共生はその関係性により、相利共生、片利共生、寄生に分類されます。相利共生は互いに利益のある関係であり、片利共生は片方が利益を受け、もう片方は影響のない関係を表わします。寄生は片方に利益があり、もう片方には不利益がある場合を指しています。
  • 多糖
    単糖分子が多数重合した物質のことです。
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