ルーメンの 健康
テクニカルガイド

反芻動物の専門家によって作成された『ルーメンの健康』のテクニカルガイドを、希望者にプレゼントしております。

冊子を入手

鼓脹症


鼓脹症用語集すべて表示鼓脹症
ルーメン内での飼料発酵によって、ガスが異常に蓄積し、腹部が膨満することによって起こります。しばしば反芻活動の低下が見られます。
とは、発酵ガスによってルーメンが過剰に膨満している状態を指します。

集約的に飼養される牛には、高割合の配合飼料が給与される傾向にありますが、こうした餌は消化中に急速にガスを産生します。38参考文献すべて表示Galyean M. L. and Rivera J. D. 2003.
 39参考文献すべて表示Wang Y., Majak W., McAllister T. A. 2012.

このような飼料は長い繊維の割合が少ないために、牛は反芻中にガスを十分に外部に排出することができません。

発酵ガスの泡沫化を起こす基質は、主にルーメン細菌が分泌するか死滅した細菌の細胞内から放出される多糖用語集すべて表示多糖
単糖分子が多数重合した物質のことです。
類です。そのため鼓脹症用語集すべて表示鼓脹症
ルーメン内での飼料発酵によって、ガスが異常に蓄積し、腹部が膨満することによって起こります。しばしば反芻活動の低下が見られます。
は短期間のうちに多くの細菌が死滅した場合に起こります。

効率の良いルーメン発酵のためには、メタンとして排出されるエネルギーロスとアンモニアとして失われるタンパク質のロスを抑えることが大切になります。