ルーメンマイクロバイオームの飼料効率への貢献を、乳牛において特徴量エンジニアリングと アンサンブル学習による人工知能モデルで描写

著者 Hugo F. Monteiro, Caio C. Figueiredo, Bruna Mion, José Eduardo P. Santos, Rafael S. Bisinotto, Francisco Peñagaricano, Eduardo S. Ribeiro, Mariana N. Marinho, Roney Zimpel, Ana Carolina da Silva, Adeoye Oyebade, Richard R. Lobo, Wilson M. Coelho Jr, Phillip M. G. Peixoto, Maria B. Ugarte Marin, Sebastian G. Umaña-Sedó, Tomás D. G. Rojas, Modesto Elvir-Hernandez, Flávio S. Schenkel, Bart C. Weimer, C. Titus Brown, Ermias Kebreab & Fábio S. Lima

公開日 06/02/2024

この研究では人工知能(AI)を用いた解析によって、ルーメンマイクロバイオームは余剰飼料摂取量(RFI)*に影響を与える主要因であり、RFIのばらつきの原因の36%はその構成にあることを明らかにしました。特に [Ruminococcus] gauvreauiiグループは 優れた飼料効率のカギである可能性が示唆されました。さらにこの研究においてルーメンマイクロバイオームは、乳脂肪と乳タンパク質の生産効率の説明できない変動に重要な役割を担っていることが強調されました。

*余剰飼料摂取量(RFI):予測される飼料摂取量と実際の飼料摂取量の差

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