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子宮内で受けた暑熱ストレスは、長期間に渡って乳腺の 微細構造と機能に影響を与える

著者 Amy L. Skibiel, Bethany Dado-Senn, Thiago F. Fabris, Geoffrey E. Dahl, Jimena Laporta

公開日 16/10/2018

地球温暖化は、世界中で乳牛の乳量減少をもたらしている可能性があります。胎子中に暑熱ストレスを受けると、一産目の乳量は有意に低下します。しかしフロリダ大学の研究者らが、子宮への暑熱ストレスがどのように乳腺の発達に影響を及ぼすかを示すまで、正確な理由はわかっていませんでした。この研究では、暑熱ストレスを受けてから2年近くが経った後でも、初妊牛の乳腺の発達に影響がみられることが明らかになりました。つまり、乾乳牛の暑熱ストレスを減らすことによって、将来の乳量を向上出来る可能性が示されました。

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