tight junctions

ルーメンアシドーシス時の上皮バリアの損傷に対して、短鎖脂肪酸が果たす役割

著者 Meissner. S, Hagen. F, Deiner. C, Günzel. D, Greco. G, Shen. Z, Aschenbach. JR

公開日 24/03/2017

亜急性ルーメンアシドーシス (SARA) は、短鎖脂肪酸 (SCFA) の蓄積によって引き起こされ、ルーメンpHの低下と上皮のバリア機能の損傷が見られます。本研究では、SCFAが直接上皮バリアの損傷に影響を及ぼすかについて調査を行っています。結果として、SCFAと低pHのコンビネーションによって、ルーメン上皮細胞を支える接合部に損傷がもたらされ、 その損傷はpHを正常に戻しても直ぐには元通りにならないことを突き止めました。

 

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